このコンサートは、 CD「伊福部昭の団体歌」を9月2日の「伊福部昭個展」で購入された方、
9月9日にCD購入予定の方を対象に行われる無料コンサートです。
当日は行列が予想されます。 会場使用の都合上、18時45分よりCD販売を開始します。
入場(19時15分)用の先着順行列も18時45分より開始します。
それより早くおいでいただいても会場の都合上、並ぶことはできませんので宜しくお願いします。
(なお、一般のレコード店での発売は10月6日です。)
日時:2016年9月9日19時15分開場、19時半開
演奏:根岸一郎、河内春香
司会:西耕一
入場料:80人まで先着順無料(受付でCD『伊福部昭の
会場:松尾楽器 日比谷スタインウェイサロン東京・松尾ホール
住所:東京都千代田区有楽町1-5-1 日比谷マリンビルB1(日比谷交差点角)
Tel:03-3539-1711
アクセス
東京メトロ 日比谷線「日比谷駅」A9出口直結
東京メトロ 千代田線「日比谷駅」より 徒歩1分
都営地下鉄 三田線「日比谷駅」より 徒歩3分
東京メトロ 有楽町線「有楽町駅」より 徒歩4分
JR線 「有楽町駅」より 徒歩6分
演奏予定曲目(すべて1番のみを予定)
[地方公共団体]
1.北海道讃歌 詞:森みつ
2.帯広市市歌 詞:外山雅一
3.音更町町歌 詞:三村洋
4.池田町町歌 詞:清原千晴
[小学校]
5.釧路市立湖畔小学校校歌(湖畔國民学校校歌)詞:風巻景次郎
6.釧路市立美原小学校校歌 詞:更科源蔵
7.鵡川小学校校歌 詞:更科源蔵
8.札幌市立琴似小学校校歌 詞:山下秀之助
9.福島市立平野小学校校歌 詞:清水延晴
10.韮崎市立韮崎北西小学校校歌 詞:小池藤五郎
11.世田谷区立玉堤小学校校歌 詞:阿部ナヲ(原作)/長田美雄(補作)
[中学校]
12.名寄市立名寄東中学校校歌 詞:入江好之
13.札幌市立向陵中学校校歌 詞:飯田広太郎
14.那智勝浦町立宇久井中学校校歌 詞:瀧川貞蔵
[高等学校]
15.北海道阿寒高等学校校歌 詞:柏倉俊三
16.北海道新得高等学校校歌 詞:阿部戸一
17.札幌創成高等学校校歌 詞:清水武
[大学]
18.名寄女子短期大学校歌 詞:小池栄寿
[会社]
19.大洋紡績株式会社社歌 詞:佐藤勇介
[組合]
20.全開発の歌 詞:沢谷純一
根岸一郎(バリトン・マルタン)
武蔵野音楽大学声楽科、早稲田大学文学部フランス文学専修卒業。パリ第IV大学修士(比較文学)修了。
第29回フランス音楽コンクール(大阪)第2位入賞および日仏音楽協会=関西賞、フランス総領事賞他受賞。
第11回日仏声楽コンクール(東京)第3位入賞。アンリ・ソーゲ国際コンクール2000"L'art du Chant"(マルティグ)「フランス歌曲賞」受賞。カミーユ・モラーヌ、中村浩子、川村英司、村田健司の各氏に師事。
演奏活動は幅広く、特に精緻なディクションによってフランス近代歌曲での評価が高く第17回以来日仏声楽コンクール審査員を務める。ヴォーカル・アンサンブル・カペラ、ムジカ・センペンティスなど古楽アンサンブルメンバーとして中世・ルネサンス音楽の分野で多くの演奏、録音に参加。 オペラへの出演も、グルック「思いがけない巡り会い」、トマ「ミニヨン」、マスネ「マノンの肖像」、ドビュッシー「アッシャー家の崩壊」、セヴラック「風車の心」、石桁眞礼生「河童譚」、三木稔「うたよみざる」、青島広志「火の鳥(ヤマト編)」など、日本初演作を含んで多彩である。伊福部昭氏の作品には深く傾倒し、意欲的に演奏を重ねている。日本フォーレ協会、コンセール・C、東京室内歌劇場会員、トロッタの会同人。伊福部昭百年紀合唱団に参加。日本合唱協会監事。2016年、日唱「伊福部昭個展」の企画運営に携わる。
河内春香(ピアノ)
岡山県出身。東京音楽大学器楽科(ピアノ専攻)卒業、同大学大学院修士課程を経て博士後期課程(音楽学)在学中。これまでにピアノを山本百合子、野上登志子、水本雄三、草川宣雄の各氏に師事。
現在、伊福部昭を中心とした日本人作曲家の作品を中心とした演奏および研究活動をおこなっている。中でもモダンダンスのために作曲された音楽に関する研究に力を入れており、伊福部の舞踊音楽に関する論文の執筆、学会発表などを行う。
2014年、第3回伊福部昭音楽祭記念吹奏楽団にピアニストとして出演。また、ダンス・アーカイヴ in Japan 2015および江口・宮アーカイヴ「プロメテの火」ではソロ、デュエット作品のピアノ伴奏をつとめた。
西耕一(司会・評論・プロデュース)
日本の現代音楽評論と企画を専門とする。2004年より、日本作曲家専門レーベル・スリーシェルズにて、伊福部昭や3人の会(黛敏郎、團伊玖磨、芥川也寸志)を中心に演奏・CD化を行う。 これまでにNHK
、東京藝術大学、日本作曲家協議会、日本現代音楽協会等、放送局や研究機関の依頼による企画協力や、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京バレエ団、新国立劇場等のプログラム冊子執筆で評価される。 執筆雑誌は『音楽現代』、『音楽の友』、『邦楽ジャーナル』、『バンドジャーナル』、『New Composer』等。
近年の主な仕事として、セントラル愛知交響楽団による日本の管弦楽曲100周年企画選曲や東京フィルハーモニー交響楽団黛敏郎個展における論文のほか、『松村禎三 作曲家の言葉』(春秋社)や『黛敏郎の世界』(ヤマト文庫)の企画・編集、CD『松村禎三作品集』(Naxos Japan)解説などがある。
2014年伊福部昭の生誕100年を祝う「伊福部昭百年紀」シリーズをプロデュース、第3回、第4回「伊福部昭音楽祭」に関わる。2015年、「芥川也寸志生誕90年」「渡辺宙明卒寿記念」コンサートを行う。2016年には、「伊福部昭百年紀4」「黛敏郎個展」や日本合唱協会による「伊福部昭個展」(和田薫指揮)をプロデュース。