2021年9月16日(木)19時開演(18時半開場)
渋谷区文化総合センター大和田4階さくらホール
藤岡幸夫指揮、オーケストラ・トリプティーク
演奏曲目
■山田耕筰 ピアノ五重奏曲「婚姻の響き」(1913)約10分
オーケストラ・トリプティーク・クインテット
Pf:藤井麻理、vn1:三宅政弘、vn2:知見寺武、va:髙橋奨、vc:竹本聖子
-------以下、指揮、藤岡幸夫、オーケストラ・トリプティーク-------
■伊福部昭【絃楽オーケストラのための日本組曲(1998)】約20分
1.盆踊(ぼんおどり) 2.七夕(たなばた) 3.演伶(ながし) 4.佞武多(ねぶた)」
■芥川也寸志【弦楽のための三楽章(トリプティーク)(1953)】約14分
■松村禎三【クリプトガム(1958) 】 約14分
編成:ヴァイオリン、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、トランペット、トロンボーン、チェロ2、コントラバス、ピアノ、クラヴィオリン(エレクトーン)、音楽のこぎり、打楽器2
■黛敏郎【10楽器のためのディヴェルティメント(1948)】約19分
編成:ヴァイオリン、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、ピアノ、コントラバス
■團伊玖磨【桜の国(1947・初演以来の復元演奏)】
1.愛らしく 2.軽快に 3.大らかに美しく 4.フィナーレ
編成:フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ピアノ、弦5部
【チケット】
一般3000円、大学生2000円、高校生以下1000円
電子チケット販売(一般チケット)
https://3scdjrl.shopselect.net/items/50682701
チケット予約メール
(件名にチケット予約と記載の上、予約者名・枚数・学生さんの場合は席種を書いてお送りください)
※マスクなど感染対策への御協力をお願いいたします。
【今回の出演者】
ヴァイオリン:三宅政弘(コンサートマスター)、知見寺武、藤代優意、加藤美菜子、唐澤菜美子、野村祥子、三瀬俊吾、内藤歌子、能澤摩耶、和久空飛亜、小澤麻里
ヴィオラ:髙橋奨、伊藤美香、星光、扇慎也
チェロ:竹本聖子、任キョンア、渋井妙
コントラバス:佐藤洋嗣、長谷川信久
ピアノ:藤井麻理
エレクトーン:竹蓋彩花
フルート:向井理絵
オーボエ:石塚陽子
クラリネット:古川邦彦
ファゴット:宮部貴絵
ホルン:本田史由記
トランペット:野呂紀之
トロンボーン 山本靖之
打楽器:岩見玲奈、日比彩湖
ミュージカルソウ:サキタハヂメ
企画構成司会:西耕一
プロフィール
■指揮:藤岡幸夫(ふじおかさちお)
英国王立ノーザン音大指揮科卒業。1994 年「プロムス」にBBCフィルを指揮してデビュー以降、多くの海外オーケストラに客演。2017年はアイルランド国立響にマーラー第5交響曲で客演、聴衆総立ちの大成功を収めた。首席指揮者として毎年40公演以上を共演し2021年に22年目のシーズンを迎えた関西フィルとの一体感溢れる演奏は常に高い評価を得、2019年4月に首席客演指揮者に就任した東京シティ・フィルとの活動には大きな期待が寄せられている。放送出演も多く、番組立ち上げに参画し指揮・司会として関西フィルと共に出演中のBSテレビ東京『エンター・ザ・ミュージック』(毎週土曜降朝8:30-)は番組開始から7年目に入り、放送も350回に迫る。
2002年渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。
公式ファンサイト http://www.fujioka-sachio.com/
■オーケストラ・トリプティーク
日本の作曲家を専門に演奏するオーケストラとして、プロ奏者により2012年結成。2014年は伊福部昭百年紀の公式オーケストラとして、NHKや新聞の取材も受け、3回の公演を成功に導く。これまでに浜離宮朝日ホール(朝日新聞社内)や旧奏楽堂(上野公園内)、東京国際フォーラムほかでコンサートを行い、音楽雑誌、新聞、テレビで好評を得る。リリースされたCDはタワー・レコードやamazonのチャートで1位も記録している。
トリプティークは三連画。前衛、近現代音楽、映像音楽という三本の柱を持ち活動する意思表示でもある。
■三宅政弘(みやけまさひろ コンサートマスター)
兵庫県立西宮高等学校音楽科卒業。東京音楽大学卒業。全日本学生音楽コンクールヴァイオリン部門大阪大会高校の部 第一位。江藤俊哉ヴァイオリンコンクールヤングアーティスト部門第三位。東京音楽大学コンクール第三位。桐朋祭超絶技巧選手権ヴァイオリン部門グランプリ受賞。2009年、2011年にソロリサイタルを開催し、好評を博す。これまでに、竹本洋、後藤維都江、山本彰、辻井淳、東儀幸、田中千香士、海野義雄、横山俊朗の各氏に師事。
■ミュージカルソー サキタハヂメ(さきたはぢめ)
200年の歴史を持ち、過去にはチャップリンなども映画で使ったミュージカルソー(のこぎり音楽)の
唯一無二の美しさに魅せられ、日本はおろか世界のトップに立ち演奏活動を行っている。
‘91年、東京ののこぎり演奏家・都家歌六氏の演奏に感激、のこぎり音楽を独学で習得する。
‘97年と‘04年アメリカ・サンタクルズでのミュージカルソーフェスティバル(のこぎり音楽世界大会)で2度優勝。
日本初ののこぎり音楽フェスティバルを開催するなどの活動と音楽性の高さが評価され、
’05年には大阪市「咲くやこの花賞」を受賞する。
サキタの挑戦は、その演奏技術やテクニックを磨く事はもとより、
世界初の「のこぎり協奏曲」を自ら作曲、編曲も行う。
’08年東京にてロイヤルチェンバーオーケストラ(堤 俊作指揮)、
‘09年セントラル愛知交響楽団(濱本広洋指揮)、大阪交響楽団(寺岡清高指揮)で演奏を行う。
アメリカ、韓国、チェコ、フランス(パリ)、イタリア(フィレンツェ/ローマ)でも
サキタハヂメコンサートツアーを行う。
‘08年2月1stCD「MUSICAL SAW SONGS “S”」、
’11年4月に2nd CD「SAW much in LOVE」
’14年1月にはクラシックの名曲カバーCD「SAW CLASSIC 1」と「SAW CLASSIC 2」を2枚同時発売。
■西耕一(にしこういち)音楽プロデューサー
昭和の現代音楽、アニメ音楽、映画音楽、3人の会等を専門とする評論家、プロデューサー。 伊福部昭百年紀代表。渡辺宙明、チャージマン研など。日本作曲家専門レーベル・スリーシェルズ代表。黛敏郎、團伊玖磨、芥川也寸志、松村禎三等の企画・演奏・CD化。 解説執筆、楽団・奏者へ企画提案等。BSテレ東、TBSラジオ、NHKラジオ、DOMMUNE、ニコニコ動画などに出演。